毎日、ウイスキーが消えている——「天使の分け前」

毎日、ウイスキーが消えている——「天使の分け前」

熟成中の原酒は、樽材を通してその一部が少しずつ蒸発していきます。この現象は、ウイスキーの世界で「天使の分け前」と呼ばれています。

時間を重ねるほど、樽の中身は少しずつ失われていく。
その一方で、原酒は樽材や熟成環境の影響を受けながら、香りや色、味わいを変化させていきます。

今回の映像では、重い扉の向こうに広がる熟成庫と、そこで眠る樽の「今」を切り取りました。

失われるものと、残されるもの。
そのすべてが、未来の一杯へとつながっていきます。
熟成庫の重厚な扉の向こうで静かに進む熟成を、どうぞご覧ください。