校舎でのウイスキー熟成について

本動画で用いている「留年」「卒業」といった表現は、
ウイスキーが樽の中で長い時間をかけて熟成していく様子を、
学校生活になぞらえた比喩表現です。
ウイスキーは、オーク(ナラ)材の樽に原酒を入れて熟成させます。
日本洋酒酒造組合のジャパニーズウイスキー自主基準では、
ウイスキーは原則3年以上の熟成が必要とされています。
熟成期間が長くなるほど香味が複雑になり、深みが増していく一方で、
熟成にはピーク(限界点)もあるため、
当蒸溜所では樽ごとの状態を確認しながら、
最適なタイミングで樽出しを行っています。
飛騨高山蒸溜所では、廃校となった小学校の校舎1階を熟成庫として活用しています。
樽の重量に耐えられるよう床はコンクリートに改修し、
樽の搬入出や積み上げ機械が通れるよう、出入口も拡張しました。
一方で、教室のレイアウトや校舎の雰囲気といった
「学校としての面影」はできるだけ残すようにしています。
校舎内は現在、ウイスキーの香りに満ちています。
小学校ならではの懐かしさと、樽熟成の芳醇な香りが重なり合う空間は、
当蒸溜所ならではの特徴です。
見学の再開は、春頃(5月以降)を予定しております。
詳細が決まり次第、当サイトおよび公式SNSにてご案内いたします。
ぜひ、この香りと空気を確かめにお越しください。
