ウイスキーづくりで残る麦芽かすを、飛騨の牛たちの餌へ

ウイスキーは、麦芽から取り出した麦汁をもとに造られます。
仕込みでは、砕いた麦芽をお湯と混ぜ、麦芽に含まれる成分が溶け込んだ甘い麦汁を取り出します。この麦汁が発酵や蒸溜などの工程を経て、やがてウイスキーになります。
一方、麦汁を搾った後には、水分を含んだ麦芽かすが残ります。
飛騨高山蒸溜所では、この麦芽かすを捨てるのではなく、地元・高山市で飛騨牛などの黒毛和牛を育てる農園へ定期的にお渡ししています。お渡しした麦芽かすは、農園で牛の餌として活用していただいています。
蒸溜所で役目を終えた麦芽が、今度は地域の牛たちを育てるものとして生かされます。ウイスキーづくりから生まれたものを地域の中で次の役割へつなぐ、飛騨ならではの取り組みです。
一杯のウイスキーができるまでには、原料や製造工程だけでなく、地域の方々とのさまざまなつながりがあります。
飛騨高山蒸溜所では、これからも地域との関係を大切にしながら、飛騨に根差したウイスキーづくりに取り組んでまいります。
